いよいよ秋のクラシック・シーズンの開幕となる

この夏のアイビスサマーダッシュ(直線1000m)でカルストンライトオ(父 ウォーニング・Mano`War系)と秋初戦となったセントウルSの勝馬ゴールデンキャスト(父 タイキシャトル・Halo系)、同2着キーンランドスワン(父 DistantView・MrProspector系)、3着サニングデール(父 ウォーニング・Mano`War系) それに休養明けながらデュランダル(父 サンデーサイレンス・Halo系)と スプリンターズSは多彩なる父系が主役を争うという昨年と一変した様相となっている。

◎ サニングデール  ○ ゴールデンキャスト  ▲デュランダル  △カルストンライトオ  △キーンランドスワン

という予想がたてられる。

天皇賞(秋)GⅠ・菊花賞GⅠを易うトライアルとなるセントライト記念、神戸新聞杯(共にGⅡ)と古馬3歳混合のオールカマー(GⅡ)が行われた。 セントライト記念は道営競馬の雄 コスモバルク(父 ザグレブ・Northern Dancer系)がコースレコードを1秒9も破り(2分10秒1)快勝。2着にはホウキパウェーブが入着した。同馬は(父 カーネギー その父SadlersWellsはNorthern Dancer系とあるが実はValde`orne・Bland-fordであり、今日世界中で多くの活躍馬を輩出している父系である。なお、サラブレッド0の理論をされたし)春はダービー9着馬であったが、秋に来て成長した1頭である。

神戸新聞杯GⅡはキングカメハメハ(父 KingMambo ・MrProspector系)が勝利した同馬は磁場が開けるのに9日不足していた為か、追い出す際の反応が悪かったが、持ち前の力で押し切った。同馬は次走天皇賞(秋)へと駒を進める。磁場も開け栗東の住人となり更なる上昇が見込める。同2着にはケイアイガードが入着した(父 デヒア・Northern Dancer系)、同馬の目標は菊花賞というので期待したい、ダービー2着のハーツクライ(父 サンデーサイレンス)は3着に終わった。

オールカマーにはダービー3着のハイヤーゲーム、皐月賞勝馬・ダービー6着のダイワメジャーが古馬に挑戦したが、4着がハイヤーゲーム、ドン尻がダイワメジャーと古馬には参々というサンデーサイレンス産駒の様相のまま終わった。勝馬は最低人気のトーセンダンディー(父 ホワイトマズルの0交配で、春の天皇賞勝馬イングランディーレ、オークス勝馬スマイルトゥモローも同様に0交配である。なお、Northern Dancer系)、2着にはスーパージーン(父 サッカーボーイ、Hampton系、関屋記念GⅢの勝馬ブルーイレブンも同じくサッカーボーイ産駒であり、ともに有力候補である。)

そこで、ダービー2着、3着、6着と上位に入着したサンデーサイレンス産駒の闘争本能が大きく低下している。秋の巻き返しは困難であろう。

私は、今週凱旋門賞に出走のタップダンスシチーの応援に行く。同馬は世界No2のレーティングであり、必ず良い結果が得られると思う。
同馬の父は、プレザントタップ(リボー系)で世界的にも少ない父系である。
また、J.C.ダートにエントリーしているPleasantly Perfect 世界ダートのNo1も同系である。同馬はドヴァイCの勝馬である。

両馬ともに重要なる父系であり各方面から種牡馬として注目されている。

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