新カナメ物語 番外編 8 まんちゃん

お~い 作者の まんちゃん おかしいやないけ
ん?何が?
番外編やのに 長過ぎるやろが このままでは 本編ぬかれてまうわ
ええかげんにしぃ~

はぁ~ 競馬って 凄いな 年収分をたったの 1分ちょっと で 稼げるなんて…

競馬場に行くと バレるので 電話投票とか 土曜出勤とか 嘘ついて wins に出掛けるようになった 特に自由に出来るのが 札幌とか 大阪の出張であった

じぃちゃんの部屋に行く って言うと 競走馬の写真をじっと見つめていた
もう 伸一 ったら パパ(じじ)の影響受けなきゃいいけど
咲良も そろそろ パパ (じじ) ママ(ばば) 卒業しなきゃ 伸一が困惑するんじゃないの?
そうね じゃ あ 何て 呼ぼうかしら
普通に お父さん お母さんでいいよ
じゃあ お母さん
ん?
ほら 反応ないじゃん
急に言われてもね ずっと ママだったし
ばぁば おんまみたい
おんま あっ 馬ね じゃ今度 動物園に連れてってもらおうね
私は 行かないけど(アレルギー)

愁一が 出張先の新潟から 帰ってきた
あなた お帰りなさい
ただいま~ 伸一 ただいま~ 元気にしてたか~
ずっと 実家の じいちゃんの部屋で お馬さんと、遊んでいたわ
(さすが 我が息子 俺は 新潟競馬場で遊んでたよ)
そうなんだ 今度 連れてくかな 競馬場に
どうせ 競馬やる口実でしょ ダメよ
あれ? これなに?
上着に付けていた 特別観覧席のタグ(外し忘れ)を見て 言った
競馬場行ったの?
うん 先輩の付き合いで
行かない約束してたでしょ
仕方がなかったんだよ 付き合い悪いって言われさ…… これは ? 何?
ぎょえ~
5万円のハズレ馬券を 叩き付けられたぁ
ひぃ~
嘘ばかり ついて こんな高い馬券を買って バカじゃないの…

それから 延々と お説教 謝罪するも、実家に帰ってしまった

実家を訪ねても 合わせてもらえず ついには 家にも 入れてもらえなくなり 離婚調停 に入った
それからというもの 伸一の心にも 変化が … 実家のじぃちゃんの 馬の写真は 全て 捨てられしまい 伸一は 感情を表に出さない子供になってしまっていた。
泣きたくても
「男の子はな 親が死んだ時以外は 泣いちゃだめなんだよ」の教えを頑なに 守っていたのであった。
おじいちゃんも 自分が教えた 競馬で 罪の重さを感じ 自粛していた
楽しいはずの競馬で 家庭が崩壊するなんて…

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