
枠や馬場やらを考える前に、どう考えても能力が違うメンバー構成もあります。今年の秋華賞はまさにそんなレースで、オークス1・2着の能力が抜けています。 ただチェルヴィニアは右回りの桜花賞が久々と言えど惨敗、小回りも初です。ステレンボッシュは2歳時にそれ相応の経験をレースで積めました。器用なタイプで、ここまでの経験・コース適性を考えれば、今回はステレンボッシュを上にしたくなります。 評価で言えば3番手もクイーンズウォークで不動。上2頭とは差の開いた3番手。それ以降はまた差の開いた評価になります。 でも競馬はそんな単純でなく、3強で決まる事はまずない。ましてや今回は2強+1の構図、枠も出て天気も見て、さぁ結論です。 ◎⑤⑭③⑬⑪②④⑧ 本命は⑤にしました。隙は本来⑭の方がないのですが、やはり外枠に入ったのと、あれだけ調教を予想に入れないと言いつつで恐縮ですが、⑤の調教見た後だとアレレとなります。これは⑤と⑭春の調教イメージが逆転した感じです。元々馬体重の変動あるタイプですが、調教後馬体重を見ても少し重い気もします。⑤は元々世代断トツの牝馬No.1と思っていました。ですからオークス本命、右回り小回りの懸念もはねのけての勝利を期待します。 正直穴らしい穴はいないと思いますが、隊列がオークスと同じ▲(◎○)になると考えられ、いくら▲川田でも後ろに2強がいては、早仕掛けはじかけはできないはず。ここが展開としては1つのポイントかと。 ⑮セキトバは人気以上に強い馬です。まんまとマイペースに持ち込んで、▲の仕掛けを遅らせられれば可能性ありと思っていましたが大外となると最初ハナを主張で出していきます。これが最後のスタミナに影響ありと見て泣く泣く無印に。同じ外枠でも⑬クリスマスは、⑮が作った進路の後をついていけば良いので、外でもなかなかの好枠と言えそうです。前回は早めに前を捕まえに行く強気の競馬。後続の牽制を尻目に持ち味をいかせればチャンスありと見ました。