第58回菊花賞(G1) 2024年10月20日(日曜) 5回京都6日 発走時刻:15時40分

先週はボンドガール(武豊)が2着。近代競馬では勝てないよの乗り方で、デビューから続く自分の型に当てはめる騎乗なのですが、どんな展開でもこの形で持ってきてしまうのが、武豊騎手の凄いところ。 実際に最近はこの乗り方で、大きいところを勝てなくもなってきています。でも勝てない···で予想してはいけないと痛感しました。馬券圏内には十分入ってきます。その中で昨年の有馬記念・ドウデュースの様な感動勝利もあります。 先週の反省から入りましたが、今週のポイントはメイショウタバルの逃げ・ペース···ここをどう読むかです。前走で改めて強さを証明したタバルですが、肉を切らせて骨を断つの逃げで、変幻自在のペースを作る逃げ馬ではなさそうです。これで3000持つの···が懸念材料です。また大逃げとなるでしょうから、となると後方からの追い込みタイプにはかなりキツイ展開です。 ダービーはフロック視されるダノンデサイルですが、皐月でも本命を考えた馬、またダービーでも穴を取らせてくれました。そもそも昨年の京都2歳Sのレベルが高く、ダービーは好騎乗+ポテンシャルの高さで勝ったと言えそうです。 この馬の良さは自在性。ダービーでも好位につけられましたし、横山典騎手がデビューからきっちり競馬を教えてきました。メイショウタバルの大逃げを考えれば、ある程度は前で、そして自分で捕まえに行っても粘れる強さが必要です。ステイヤーとは思いませんが、総合力と人馬の力で1歩リードです。 そしてこれは昔から自分の中では勝手に確立しているのですが(苦笑)、「切れないディープ産駒はステイヤー」代表的な存在はジャスティンパレス、アスクピクターモア。先日の京都大賞典を勝ったシュヴァリエローズもこのパターンです。これがキズナ産駒にも当てはまります。代表格はディープボンド。また昨年菊花賞の4・5着もキズナ産駒です。ちょっと待てディープボンドも菊は4着でしょう···の突っ込みも入りそうですが、この傾向は当てはまると思います。この辺りに穴馬がいないかと··· これが木曜までの見解です。そして枠と天気予報が出て··· ◎④⑬⑪⑫⑨⑩/⑥⑯ 本命がダービー馬、そして対抗ルメールと何の捻りもない予想になりお恥ずかしいのですが、元値の違う馬が好枠に入り、メイショウが大逃げの可能性もあり、展開の読みも難しい中、1番頼れる騎手はルメール騎手。そして長距離こそ騎手の腕なら、不安もある◎○ですが、上位に置かざる得ない結論としました。 一方これだけ毎年乗っておいて、川田騎手の菊花賞はビッグウィークでの勝利はありますが、ここ10年ではヴェロックスの3着が最高。天皇賞(春)は16戦0勝、4着が最高と、とても一流とは言えません。ルメール川田の最大の違いは、長距離でこそなのかもしれません。昨年の天皇賞(春)もなぜボルドグフーシュ、そこで外に出すと···かなり意味不明な騎乗でした。展開の先読みにも長けた騎手ですが、長距離ではあてはまらない?騎手とも言えそうです。 またやはり過去の傾向から、外枠になれば不利は否めない感じです。 印に/を入れましたが、気持ち的には上位6頭です。最後2頭は付け足しですが、⑥は左回りより右回りの方が成績が良い。右回りの成績を考えると左回りは負けすぎです。⑯はそもそもの能力が1番上の可能性まであります。デビュー戦は皐月賞馬に差がない2着。また前走は、ルメール騎手がゴール前からガッツポーズをして(なんと珍しい)、それ程素質を高く買っています。ただ出遅れ癖、外枠、多頭数の対応・・・ハードルが高い事も事実です。でもこの馬でなく、アーバンにルメ様が乗るのですから⑬の評価を上げざる得ないですよね。

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