先週は、武豊騎手を買わなかった自分への反省から入ったのに、結局菊花賞でもまた買わずに馬券は外れてしまい···では今回はどうするのの天皇賞(秋)ですが、流石にドウデュースを抜けとはいきません。 現役で1番強いと思っているのはジャスティンパレスです。ドバイで最後もうひと伸びしてリバティアイランドに迫った姿に、確信に近い思いはあります。ただ、そのドバイで1度離されたリバティに再度追い付こうとした姿こそ瞬発力にはやや欠けるステイヤーであり、本質は2400以上だと思います。昨年2着はハイペースの恩恵もありました。イクイノックス以外の先行馬は壊滅状態。ですので2000mでも対応できるとは言いきれないレースでした。 そしてもう1つ、前走(かなりの)道悪の次走は疑ってかかれと言う事です。ルガルが高松宮惨敗後にスプリンターズS勝ったとも言われそうですが、条件関係なく当てはまるケースは多々あります。全力を極限に出しきる近代競馬では、道悪レースでの疲労は相当激しいのかも。京都大賞典・謎の大敗のブローザホーンは宝塚記念の勝ち馬。今年の宝塚組は相当消耗が激しかったと見ています。 この疲労度は調教や当日PDの見た目では全く分かりません。前走道悪の馬が次走PDで良く見えて「良く見えるし大丈夫だろう···」で馬券を買って何度反省と悔しい思いをした事か。勿論宝塚からかなりの休みもありましたし、超がつく一流馬達なので杞憂に終わるかもしれません。それでも自分の見てきた競馬を信じるなら、印は打っても宝塚組を本命にする事はできません。 続いてこの春のGI、大阪杯と宝塚記念のレベルはいかほどだったのか。あれだけ弱いと言われていた牡馬4歳勢が頑張りました。4歳の頑張りは喜ばしいものの、宝塚は雨でドウデュースとジャスティンの結果が悪かったとも取れ、何とも言えぬ感じがします。宝塚記念···どっちらけの結果になる事は宝塚記念あるあるです。 上記の事を踏まえての予想となりますが、枠と天気予報を見て··· ◎⑫⑭⑦⑤⑩⑪④⑨ 宝塚組を上位にしないとなると、残るは⑫か⑭。ようやく⑭は本格化と体質強化もでき鞍上はルメール様ですが、単純に馬の能力なら⑫リバティの方が上でしょう。軽度の骨折があったとの事、ただ乗り込みは順調で、会見等では本音を話す川田騎手からも一定以上の評価を得られました。ジャパンカップとドバイ、負けはしましたが弱くない競馬。強さを感じなかったのも事実ですが、弱くない事を証明したと思います。イクイノックスがいないなら、押し出される形でこの馬が現役最強とも言えます。強気の◎ではないものの、弱点も少ない馬と言えそうです。 ▲はドウデュースとしました。宝塚記念組は下げるつもりでも、この馬の宝塚記念の最後の伸びは本物。重馬場原因の敗戦ではありません。あまりにも武豊が自分のスタイルにこだわりすぎ、結果消極的に乗りすぎました。調教は参考にしないと言いつつも、昨年秋より格段に動きの良い調教は目を引きます。逆境をはね除けるのもこのコンビ。3番手に押し上げます 今回の狙いは◎/⑦除く宝塚非出走組/宝塚組 と宝塚組の2頭の3連系はないと見て狙います。穴は堀厩舎の④⑩でしょうか。状態をハッキリ言う様になった堀調教師が春先とはデキの違いを強調の④、そして弱気ではあるものの、⑩はやはり5歳世代トップクラスの力を持ち、ベストの舞台で巻き返しに期待します。 奥村厩舎&岩田親子の⑤⑨は共に評価しました。2頭馬券圏内はないと思います。でもどちらかが残る可能性はあります。⑤⑨似たタイプとも言え、番手等で後続の動きを封じつつ、早めのスパートが得意技。そう簡単に思惑通りにいかないはずですが、今回は親子&同厩舎。どちらかがどちらかをサポートする作戦は取りやすいとも言えます。力もある2頭なので、はまればです。 ①は無印ですが、勿論悪い馬ではありません。ただ夏に弱い馬らしく、今年は猛暑の影響が少なからずあったそうです。調教の動きは良いのですが、元々の力は①④⑥とそこまで差がないのなら、今回は割引いてみたいと思いました。⑥もそこまで①と力差なく、今回は宝塚組以外を重視するなら印が回りません。馬の力と言うより泣く泣く無印にしました。
