2024年11月10日(日曜) 京都11R エリザベス女王杯 GⅠ

第49回エリザベス女王杯
 このレースに関しては、◎レガレイラで絶対に近い能力差があると信じたいレースであるのですが、まずはそこから検証したいと思います。 課題は陣営も言うスタート。でもスタートが遅くてもリカバーできる馬ならするのに、それをしない。これがレガレイラの最大の課題です。 木村調教師と親しい専門紙トラックマン曰く「慣れない人が馬ぼうに近づくだけで、直ぐに警戒心が強くなり噛みつきにいこうとする。気性の激しさコントロールが課題。従ってレースで出していけない、出していっては気性面の不安が露呈してしまう。前半抑えて進ませるしかない」と調教師は言っていたよと。これはこのトラックマンが独り木村厩舎を尋ねた時の調教師コメントです。それを私も聞いて今書いている···少し罪の意識もなくはありません(苦笑) これは余り表に出ていない情報かと思いますが、それだけ気性面の不安がある様です。イクイノックスを管理したトップトレーナーをしてこう言わせるなど余程の気性です。パドック等そこまで酷くないと思いますが、陣営が何とか抑え込んでいるのかもしれませんね。従ってスタート後手のリカバーがルメールでもできない。皐月(北村宏)・ダービー・ローズS全部同じ現象です。 またスタート出遅れは、殆どの馬で癖になります。騎手も分かっているはずなのにまた繰り返す。新聞の馬柱でもスタート失敗の馬は続けて失敗するケースが殆ど。人間でも同じ失敗をする事は多々あります、ならば馬にはより難しいはずです。 次にルメール騎手のコメント。これもマル秘情報に近いのですが前走レース後、厩務員さんに「次はどこに使うの?エリザベス女王杯、じゃ勝てるね」と言ったそうです。そして今回のトレセン会見では「ブレイディヴェーグとおなじぐらいの力」と言っています。去年の勝ち馬と互角、ましてブレイディは今年の府中牝馬Sを力差見せつける快勝。このルメールの言葉だけを考えれば、負けるはずはないと思えます。 出遅れ含む気性面の不安を取るかルメールの言葉を取るかで、評価は変わってきます。ただ今年は他のメンバーがGⅢ以下、そもそも最初の想定馬は10頭程度、これならチャンスありと参戦してきた陣営も多く、そもそもの本気度に?の陣営も多い。それならと素直に思う手もありでしょう。 そして枠と天気予報を見て··· ◎⑦⑧⑤②⑫①⑰⑪ 本命は結局⑦なのねですが、仕方ないです。ただクイーンスプマンテ・テイエムプリキュアのスロー逃げ逃げ決着のエリ女でも3着にはブエナビスタが届きました。ブエナとレガレイラ、ブエナの方が2枚上でしょう。でも今年のメンバーは当時より下でしょうし、そこまでの大逃げはないでしょう。あの展開でブエナビスタが3着なら、3連複を主な狙いとする自分としては◎レガレイラに逆らう事はできません。でも馬券は3連複ではつきませんね···買い方には注意が必要です。 相手はリピーターや非根幹距離(1800や2200)実績等を優先しました。穴も正直どれも同じぐらい···とも言えます。穴ではないですが、⑫が前前走でやぶった2着馬は重賞級の馬、そして前走は来週も本命級の馬の2着。今の勢いは本物でしょう。そして流石にここまでメンバーが落ちれば、力の落ちた⑪でも何とかなるかもしれません。

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