春先は体調が整わない中でも、安田記念2着で力は見せつけたナミュール。今回は陣営が自信を持って送り出してきており、実績からも勝ちに1番近い馬かと思います。 また先週のスタニングローズもですが、この世代牡馬牝馬揃って強い。イクイノックスやドウデュース、スターズオンアースにナミュール···と。上下世代が羨む程に素質馬勢揃いです。 では不安は何か···牝馬の仕上げには定評あるものの、高野厩舎が2週続けてGIを勝てるのか。そして調教後の馬体重が472。安田記念は462で関東への輸送があって450で出走の2着。この馬はデビューが438。と思うと成長しての450がベストと言えそうです。 近代競馬では調教も進化し馬体完成は早いと思っています。リバティが天皇賞(秋)を大幅プラスで大敗した様に、デビュー時からの大幅馬体増を自分はプラスとは考えていません。 ただこの馬買い食いの細い事でも昔から有名で、と思うと今回は本当に順調なのでしょう。ただ食欲の秋=食べ過ぎの秋の可能性もありあり。僕としては、 ちょっと気になる材料です。 ご免なさい、他馬についても今週もそこまで見る余裕がありませんてした。天気馬場を見ての結論です··· ◎⑬⑭②④⑤⑮⑰⑪ まず今回のポイントは逃げ馬不在、先行タイプも少ない点で展開が何とも読めません。元々3コーナーに坂がある分、マイルCSは前半のペースがそこまで上がりません。マイル初の②にとって前半が速くなりがちな東京マイルよりは走りやすいと思いますが、スタート遅い馬で包まれる心配は多々あります。天才少女的なセンスの持ち主ですが、出遅れるとリカバーし辛い枠とも言えそうです。 本命⑬は騎手を見れば、やや心ともないですが、安定感と様々な実績含め、枠を見ても1番不安材料がなさそうです。それに6歳秋、GI取りも最後のチャンスでしょう。名門池江厩舎のメイチの仕上げにも期待しました。 対抗はひねって⑭ウイン。先行タイプがいないとなると、ペースは緩くなりますし、自然と前に行ける馬が有利です。元々スプリンター(おそらくベストは1400)前走もハイペースGIを追走でしたので、今回マイルの前半遅くなりそうなメンバーならすんなり前に行けそうです。スタート後手もある馬ですが、近走は影を潜めその心配も少なくなりました。やや荒れてきて時計勝負にならなさそうな馬場も向きそうです。 前走もそこまで見処ないし、元々やや早熟系と思っていた⑰。ただ今回は逃げ様と思えば逃げられますし、調教もしっかり強化してきました。昨年4着の力でも何とかなるかもしれません。西村が積極的に運べば前残りで期待します
