2025年4月6日(日曜) 2回阪神4日 ウインファイブ5レース目 11R 大阪杯

2戦目に実況をして、とんでもない瞬発力を感じたのがシックスペンス、スプリングSで世代No.1の素質を感じました。ただダービーの敗戦は仕方ないとして、実況した毎日王冠と中山記念では少し物足りなさを感じたのも事実。

どちらの印象が正しいのか再検証したところ、おそらく最初に感じた高い素質が正しいのではないかと思えてきました。

まず毎日王冠、このメンバーでこの着差かと終わった瞬間思ったのですが、その後のホウオウビスケッツを考えれば、上々です。次に中山記念、レコード自体は今の馬場管理技術を考えれば驚くべきでもないですが、着差は地味。それでも勝負処で他馬が騎手の手が動く中で馬なりで対応できる身体能力。直線もハナ差以上に余裕があり、また3着はソウルラッシュ···

と考えると、やはりこの馬は相当な器です。またセンスと馬群に怯まない精神力も兼ね備えています。そして体質の弱い馬が、今回は本当に順調に狙ったレースを使えます。これはデビュー以来初かと思われます。

ですので、よほどの事がない限り、他馬との比較からしても、本命はこの馬で。唯一の不安は1800に成績が特化している点ですが、これは使ってきたレースから仕方ないと思っています。

そして肝心の枠順がでて
◎⑩⑤②➅④⑫⑬⑪。
です。⑩は枠の並びも良し、外過ぎず、内を見つつ⑪の後も直ぐに追える枠なのも良いでしょう。まずは一安心です。

操縦性の非常に難しい⑪デシエルトがいて、この馬の単騎逃げは見え見え。池添の技術どうこうでなく、岩田父だからこそ御せる事を前走で証明しました。ただ、3走前はラップを見ても頗る優秀で晴雨兼用、今回軽視されるなら印は回しておきたいと思います。

問題は対抗以下。デシエルトを見ながら行ける⑤②、②に重圧を与えつつ、連覇を狙う⑤対抗。②ホウオウは天皇賞(秋)調教後515キロ→レース502キロで絞ってきましたが、今回は調教後528キロ。輸送で絞れるはずですが、体調すこぶる良いの陣営・・・もしかして食べ過ぎ・・・の心配も多少あります。楽に番手も取れそうな枠も魅力ですが、後ろからの重圧もかかる位置になりそうです。ちなみに⑤は道悪は巧者の部類に入ると思います。

また天皇賞でも書きましたが、現5歳は力差はさほどなく、展開や枠、馬場により着順も変わってきそうです。

当日の天気・馬場は気になりますが、基本は前目に内を狙える馬を重視。外からまくるタイプより内で足をためて狙えそうな枠も考えて穴ではないですが④➅を上位に。➅は昨秋は坂路中心調教、今回は本来のコース中心に切り替え、これが吉と出れば。元値はこのメンバーなら1枚上と見ています。ただ元々スタート悪い馬が、昨秋はやや癖になっていました。後手に回るとやはり厳しい感じがしています。

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