2025年4月13日(日曜) 2回阪神6日 発走時刻:15時40分 第85回桜花賞GⅠ 3歳 オープン (国際)牝(指定) 馬齢 コース:1,600メートル(芝・右 外)

高松宮も大阪杯も馬場を意識しすぎるあまりに、枠の選定を間違えた気もしています。3年前スターズオンアースの桜花賞は、大阪杯Aコース→桜花賞Bコースの内枠恩恵もありましたが、今年の桜花賞は大阪杯と同じBコース。決して内ばかり有利でもない1週前を思うと、そこまで枠の内外を気にしなくても良いかと思っています。

ただ枠の並びは重要で、高松宮も大阪杯も枠の並びより自分の評価を重視しすぎていた気もします。上位4頭は自分の評価で、後の4頭は枠の並びを見て、この桜花賞は今年の予想原点に戻って考えてみます。

対戦比較を考えると、京都で行われた阪神JFのレベルが低いと言う事はなさそうです。GIですので当たり前ですが、勝ち馬は札幌2歳S2着等(そこそこレベルが高かった)、しっかりとした裏付けがあります。

また意外とレベルが高そうなのはきさらぎ賞2着のリンクステイップ。3着のランスオブカオスは前走重賞V+朝日杯も3着。またある程度ペースも流れる中で、早めに踏んでの前残りとしぶとさ、かなり中身はあります。またデビュー戦は大味な競馬で接戦を落としましたが、勝ち馬ミッキーゴールドは牡馬トップクラスの馬、実力の裏付けはしっかりしています。

ただ同時にゲートの出もまだ安定しない、中距離経験しかない、馬群に揉まれた時は···等不安点も多々あり、力は認めつつもどの評価にするかは、実に頭を悩ませる1頭です。

枠、そして実に怪しい天気···諸々現段階で加味して
◎②⑨⑥⑫⑦③①⑩

もう1つ怪しいのが展開で、先行馬はいてもこれと言った逃げ馬はいません。先行タイプも相手を見ながらになりそうで、ペースは上がらず各馬一団···となると外外はやはり距離的にも不利と見ます。ただ雨がかなり振る様だと、この内外の有利不利が変わってくるかもしれません。

②は1枠でも恵まれました。①が行けばその後ろで良し、下げればその前へ。お隣③は差し馬。わりとアッサリ、スペースのある位置で先行できそうです。デビュー2戦・調教、随所に高い素質を感じます。ただ父エピファネイア、気正面の不安は付きまといます。ただ図抜けて強い可能性があります。

あれだけ書いた⑫は4番手(苦笑)。本命も考えましたが、この馬より現段階では強かったであろうルージュバックでも桜花賞9着。ルージュバックは2000と1800しか使っていませんでした。マイル経験の無さを減点としました。ただデビューからの使われ方を見ても明らかにオークス狙い。それが前走後は早めに桜花賞行きを発表。朝日杯でミュージアムマイルを2000向きと見て評価を下げたら2着に。今回はノーザンがそれなりの自信を持っての挑戦と見方を朝日杯から変えました。

⑦も評価を上げたいですが、右回りで5着もあり、評価を上げすぎるのは怖い部分があり、また前回はいかにもこの馬向きの流れになりました。今回は多少の不安も垣間見えて、5番手評価です。タイプとしてはGI2勝のメジャーエンブレムをややスケールダウンした感じでしょうか。

穴なら①かと。キャリア豊富で、様々な競馬をしてきています。前走は太めも残る中で、1600にも対応し、この馬としてはベストパフォーマンスでした。となると実はマイルの馬だったとも思えてきました。ただ調教後馬体重は492㌔、花より団子で食べすぎポッチャリの可能性はあります。浜中はナムラクレアで①番から桜花賞3着。似たような競馬もできる馬で、省エネで運べればです。

馬場によっては内枠不利になるかもしれません。天気予報が当たるか否か、最後まで馬場も見極めながら、狙っていきたいと思います。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で

コメントを残す