2025年4月20日(日曜) 3回中山8日 発走時刻:15時40分 第85回皐月賞GⅠ 3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 馬齢 コース:2,000メートル(芝・右)

断然と言われているクロワデュノールがデビュー以来最も良い状態で挑めそうな皐月賞。陣営のコメントも自信満々、順調過ぎるのがかえって心配で、また勝ってもダービーの前に調子のピークを皐月賞で迎えてしまった···そんな先々の余計な心配をしてしまうぐらい、調教を見てもデキの良さが伝わってきます。

と言いますのも、この馬はPOGの持ち馬で、デビュー前から調教を見ていますが、自分からガツガツ調教で動く馬ではありません。皐月賞2週前追いきりはやる気ない···なんて言われていましたが、これがこれまでのこの馬の普通でした。それが今回は自らハミを取り、終いきっちり伸ばせる調教へ。

斉藤厩舎、仕上げ上手いですよね。ただやり過ぎの心配も···重箱の隅をつつけばその点です。

他馬との比較です。ジョバンニがクロワとエリキング両頭に負けています。杉山調教師が「ジョバンニは京都2歳よりホープフルの方が状態を上げて臨めた」と言っている様に、ここで完敗ですからエリキングとクロワの無敗同士ならクロワを上と見ます。エリキングとジョバンニの京都2歳は乗り方1つでは、ジョバンニがエリキングに勝てたレースとも見ています。

正直穴の出番はない気もしますが、ファウストラーゼンはまともに走ればどれだけ強いのか···見てみたい1頭です。向こう正面まくりのタブーでここ2戦沸かせていますが、どちらも相当な力量がないと無理な戦法です。またホープフルのまくりは、スタート直後に何回か挟まれる大きな不利。それをはね除けての腹くくっての大まくり。まともなレースしたらどれだけ強いのと思えます。ただあれを2戦続けてしまい、まともな普通のレースができるのか···そこもまた疑問なところです。

もう1つ、これは土曜の競馬も見ないと分かりませんが、今回は1番内から幅の狭くなるCコースでの皐月賞。昨年まではBコースでした。Cコースでも18頭いけるとの事で施行しますが、単純に外枠はより不利になります。またファウストラーゼンがまくるとしたら···実はファウストラーゼン、まくり成功した2レースは共にAコース。従って今回まくり戦法だと、ちょっと今回はかなり無謀な戦法とも言えそうです。

日曜の傘マークも消えて、枠も発表されての結論ですが···
◎⑩②⑤⑯⑪④③⑦
としました。Cコースと展開込みで、やはり内枠有利と見ました。

何の面白くもない印の順番ですみません。⑩本命とするなら、見るレースを決め込むのもありかもしれません。穴なら④かと。そこまで強くは感じませんが、弥生賞10着まで負けるほど弱くはないです。

⑰はこの枠では、流石にかなり難しいかと。この枠ならまくらざる得ないでしょう。⑰がまくった時に、連られて仕掛けざる得ない外を回るであろう馬よりも、ここで脚をためられる内枠の馬達が、やはり展開面からも上位になります。

⑯も対抗候補でしたが、4番手に下げました。弥生賞・スプリングS組からは、常識的に上積みありそうな、また枠も加味して③を入れましたが、前走重馬場の反動はあるかも。⑦は常識なら無理です。前走重馬場の反動も気になりますが、中山の走りを知っている馬。先々考えずここがピークの穴馬になるとしたら、こうした中山巧者かもと思って入れました。最後の3頭は枠込みでの抜擢ですので、思いきって穴も入れてみました。

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