12番 ディアシューター
上昇度と展開の利、そしてこのメンバーなら、この馬も簡単には見限れない。ダートで初勝利を挙げてから3戦、その間戦った相手が、レイデオロ、スワーヴリチャード、ムーヴザワールドなどこの世代の骨っぽい馬たち。着差も1.0秒、0.8秒、0.4秒と徐々に縮まってきた。特に前走共同通信杯は一旦ハナにたってから、流れを読んで後ろに下げて早め抜け出した味のあるレース。スワーヴには差されての5着だが、2着と同タイムの5着なら今後に期待十分だろう。キレはないがバテない脚は東京より中山向き。スロー必至のメンバーだけに、いっそう逃げても面白い。