カナメ物語 12R

パッカ パッカ うりゃ~ ポチャ…

パッカ パッカ そりゃ~ ポチャ…

… ん? うりゃ~? そりゃ~? ポチャ? … 小春日和の柔らかな日差しの中、うたた寝から目覚めた伊橋厩務員が、薄目を開けると…

パカ パカ パカ ドッリャ~ ~ タタタ よっしゃ~

カナメが空を飛んでいた。

こっ こら~ カナメ~ 何してんだぁ~

あは おっちゃん やったでぇ 跳べたでぇ カナメ偉いやろ

あ… アホか 怪我したら どうすんだ

顔を真っ赤にして怒った

また お酒飲んだの?

ゴツン! と頭を叩かれた。

いいか カナメ これは 水郷障害といって 障害馬が跳ぶもんなんだ。お前には、まだ早過ぎる アホ

カナメは、ゴロゴロした後…坂のあるバンケットでダンボールを敷き、滑って遊び、大竹柵で背中を掻いて、トコトコ…水のある水郷障害に立ち止まった。

汚ったない水 お腹壊しそうやな … この垣根なんやろ?興味を抱いたカナメは、蹄の足跡を見て…これ 跳ぶんかな?なんか オモロそ~
パッカ…

2才にして 水郷障害をクリアしたのであった。

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