まずソウルスターリングが調教でも気性難を見せ始め、厩舎の大先輩ダンスインザムードと同じ様な不安材料を抱える様になり、本来なら最も強い馬が、馬券から切っても良さそうな馬になってしまいました。
ならば本命は前走も負けて強しのリスグラシュー。東京新聞杯での抜ける時の速さ、前走も狭い所から良く伸びてきて、今年に入ってからは充実、パワーアップは明らかです。ハーツクライ産駒の成長力から更に前走より良くなる可能性が高く、今の状態なら勝ち負けは間違いないかと思います。最近負けこんでいるので自信ありとは言えませんが、ここは落とせない予想の本命です。
相手は難解です。競走馬は毎年同じ時季に走る、調子の良し悪しがハッキリ出るタイプがいます。アドマイヤリード、ジュールポレール、デンコウアンジュ。昨年上位馬は今年も侮れないでしょう。内で折り合う事をすっかり覚えたレッツゴードンキにとってはこれ以上ない枠順、ただ先週同様内はごちゃつく可能性もあります。
ミスパンテールは連勝が続いていますが、紙一重の内容。勝利に導く横山騎手も流石ですが、GIでまた上手くいくかは少し疑問。馬にも力があり、アッサリ勝っても不思議ないですが、惨敗の可能性も。大一番でもやらずやれずの横山典、元々気性に不安のある馬と何をしてくるか分からない騎手コンビ、魅力もありますが、軸にするには怖すぎます。前走は流れも向きましたし、不利を受けた馬もいて、展開にも恵まれました。
評価の順は
⑯⑪④⑰⑩①②⑦、思いきって⑦ソウルは切りました。配当的にもきてもつかないので、きたらご免なさいの気持ちです。