13番 ダーリントンホール
土曜日は強烈な雨だった。中山は不良。だいぶ馬場が滑るのか、あのオジュウチョウサンですら、飛越が不安定だった。日曜にどこまで回復するかわからないが、そこまでひどい馬場が、パンパンの良馬塲になることはない。ならば、伏兵が一泡吹かせるシーンもあると見る。そこで狙いたいのが13番ダーリントンホール。父は英国ダービー馬、いかにも力のいるタフな馬塲向き。実際前走の共同通信杯も稍重でいい脚を使ってくれた。鞍上も重馬場得意なデムーロなら安心。カズオ・イシグロの小説の舞台であったダーリントンホール。英国風の重厚な競馬で、持久力勝負の展開になれば面白い存在。