3番 カレンブーケドール
私の散歩コースに、実は天皇賞馬がいる。 マイネルキッツという馬だ。 重賞未勝利で天皇賞を勝った馬と言えば、 なんとなく思い出す方もいらっしゃるか。 街の真ん中にあるポニーセンターに彼はいる。 天皇賞馬なのにこんなとこに・・・ と最初は唐突感にクラクラしたが、 静かな老後を送れるだけよしなのかもしれない。それにそこは、 日本で最初の競馬場であった根岸競馬場に隣接したスペースなのだ から。しかし、だ。このコロナで施設はクローズ。 マイネルキッツにも会えず終いだった。 本当にコロナは困るのだよ。
さて、その天皇賞。無理を承知で牝馬で攻めてみたい。 前走から斤量は54Kから56Kの2K増だが、 馬体が480k近くあり、今の充実度なら、 さほど苦しくはないだろう。 そして何より近年最高レベルと言われた去年のジャパンC。 コントレイル、 デアリングタクトと差のない競馬は経験値としてここでは断然上。 今年は一度叩いてココ。距離も折り合えるし、こなせるだろう。 願わくば良で。