第82回皐月賞GⅠ 3歳 オープン (国際)牡・牝(指定) 定量 コース:2,000メートル(芝・右)

枠を見た瞬間に明暗分かれたのが、弥生賞の1・2着馬。ラップ・対戦比較を見ても今年は弥生賞のレベルがホープフルより上と見たので、②アスクにとってはガッカリな枠です。

◎⑫ドウデュースは、元々センス良く、反応良く、武豊にG1を取らせる為に産まれてきた馬です。近代競馬はポジション取りに行って更に折り合いつかせて、バテている馬を騎手の腕で粘らせる・・・かなり騎手にも馬にも過酷なレースが基本です。特に大レースほど顕著になり、このレースだとベテランかつスタイルが旧スタイルの面影残る武豊騎手だと厳しくなります。
それがドウデュースは自然と好位置を取れ折り合い、反応も瞬時、操縦性も高い。極めて高いレベルの総合力の持ち主です。誰が乗っても好成績取れると言えば失礼になってしまいますが、武豊騎手ならではのハンドリングを活かせるのも、ドウデュースならでは。真ん中外目の偶数枠・・・何も言う事がありません。

逆に先行タイプのアスクの内枠を吉と見る方もいると思います。ただ新馬から注目して見てきたので、この馬は外から大きなストライドを活かしノビノビ走らせる・・・のがベストかと思います。かなり勝ち気な馬らしく内枠でも根性発揮、またG1の淀みないペースで内枠でもすんなり折り合うかもしれません。ただ今までインで窮屈そうに走る姿を見てきたので、ベストは外から。その競馬をし辛い②ゲートは、有利とは言えません。同様の事が①ダノンにも言えます。キャリア少なすぎて元々ダービー向きと言われていました。川田は桜花賞の様に勝負に行く騎手ですが、同時に若駒に無茶はさせないタイプ。勝負できる位置にいれば良いですが、最内枠無理しない可能性もあり、かなり狙い辛い馬になりました。

⑱イクイノックスはどうか、近代競馬ではありませんが、スペシャルウィークが大外⑱から3着に敗れた皐月賞の印象が強く残っています。セイウンスカイやキングヘイローとライバルも強力でしたが、全盛期の武豊騎手をしても「この枠は・・・」と不安を口にし、その結果になってしまいました。ここまでの競馬から、イクイノックスが1枚上かと見ています。ただルメールでも、キャリア不足と初の中山そして大外。マイナス材料が重なりました。皐月賞ダメでも①⑱は、当然ダービーには巻き返し要注意です。

以上の事を踏まえて予想します。本命から順に⑫⑭⑩⑦④⑥②⑱
です。⑦は皐月賞だからこそ、狙える馬。ホープフルは調子が落ちていたとの事、弥生賞3着は力を証明しました。⑥は弥生賞で1番強い競馬をしていました。ただ不器用です。馬群割れるか何とも言えませんが、力は疑いようもありません。

②⑱は枠の並びと極端な内外で狙いたくありませんが、敬意を表し、最後の2頭にしました。

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