サリオスの毎日王冠圧勝で、余程の極悪馬場以外は無敵のコントレイル、無敗の三冠馬誕生は99%だと確信。ただ牝馬三冠は秋華賞のコース形態を考えれば、ドンデン返しがあっても不思議でないコース。事実ブエナビスタはハナ差の2着ながら3着へ降着、ジェンティルドンナもハナ差の薄氷勝利。勝つのは簡単でない。
ただこの2年は、ブエナビスタにはレッドディザイアが、ジェンティルドンナにはヴィルシーナが。GI級のライバルがいた事も事実。今年のメンバーでデアリングタクトに追随する馬は見当たらない。
2月に行われるエルフィンS、過去30年で1分33秒台で走ったのはウォッカとデアリングタクトのみ。デアリングタクトは世代最強とも言える強さをこの時点で見せつけていた。桜花賞はキャリア不足を考えて評価を下げたが、初志貫徹の強さを信じれば良かった。
秋華賞も重箱の隅をつつけばキリがない。ただライバルがコントレイルかもしれないという女傑を前に◎以外は失礼と言うもので、ライバル不在ならより◎も強調される。
ジェンティルの時のヴィルシーナが、アーモンドアイの時の2着ミッキーが、共に前々での競馬。負かすとすればデアリングより後方からでは辛い。
相手にはまず先行タイプを、枠に泣く馬もいそうで、この先行型からは、○②リアアメリア▲③マスターズディオサ△①ミヤマザクラ、後方から自分の競馬に徹したタイプの馬達は先行馬をデアリングダクトが一掃してしまった時に△⑫マジックキャッスル△⑤ウインマイティー。抑えに起用さが求められる内回りタイプ。自分のメモにも「馬群に揉まれても大丈夫、京都平坦は特に合いそう」のコメント⑧ソウトフルートと⑪フィオリキアリまで。
展開は内の3頭は揃って同じ脚質。1コーナーまでこの3頭が支配して、どれかが残る確率大。人気落としているなら穴は⑤ウイン。前走は出遅れ大外分回しで、破れかぶれの騎乗。馬のデキは良さそうで見直し必至です。