先週のオークスはリバティアイランドが強すぎました。ただ本命コナコーストはスタートでぶつけられた不利が大きすぎたレースでした。結構馬券的に武豊騎手に邪魔される事が多いのですが、わざとでないにしろあの極端な寄れ方は勘弁してよです。レーンが悪いわけではない、でもこの短期免許期間、持っていない男である事は間違いなさそうです。
愚痴から入ってしまいましたが、ダービーも先週同様1強でしょう。皐月賞前から素質はNo.1と思いましたが、それが抜けている事が証明されました。もう1つ重要な事が、23着は共同通信杯組。6着のシーズンリッチが次に毎日杯Vでもありますし、このレースのレベルの高さは素直に信じたいと思います。
それとローテーション。今年の青葉賞馬スキルヴィングは8割のデキで勝ったとも言われています。ただ今一つ陣営のトーンが上がってこない。反対に同厩舎ノッキングポイントの調教ばかり目立ってしまいます。青葉賞からダービー優勝が出てこないのは、やはり気がかり。また2着ハーツコンチェルトがそこまでレベルの高い馬かと言うと、正直微妙な所ではあります。
またこの春ぶれずに通している道悪馬場後の疲労について···皐月賞組が揃って1週前調教で絶好の気配を見せる中、表に出てこないのがその疲れ。上位は疲れ関係なく次も走ってしまうかもしれませんが、皐月で馬場に足を取られた組は狙い辛いダービーです。ダービーなので調教は皆良いですが、そこに流されずいきたいと思います。
もう1つのポイントが内柵を更に外に移動するCコースである点。外を回る馬は必然的にいつもより外を回る事になり、また内の先行馬が馬場の良い所を走れる様になる···がありますが、今年は週末の雨が多く、元々内ラチ沿いを使う馬が少なく、中や外もしっかり伸びていました。C→Bコースがわりも同様で、今回も全馬に平等な馬場と言えそうです。ただ枠は外より内有利は基本いつでも同じと考えています。
そして枠が出まして
⑭⑤⑫⑩⑮②①⑬
です。本音を言えば先行しそうなお父さん④の後ろも取れそうな⑤ソール横山武騎手には絶好の枠の気もします。先週もでしたが、枠も踏まえて、対抗より下には落とせない枠に入りました。
それはそれとして···ではありますが(苦笑)、まず本命の⑭ファントムシーフから。正直強さだけで言うなら、ソールオリエンス含めこの馬より強い馬はいそうです。ただ総合力で勝負となれば、十二分に戦えます。1週前調教での武豊騎手とのファーストコンタクトも完璧。皐月賞も落鉄や他馬に入られる不利等ありながらの3着。レベルの高い共同通信杯でも余裕ある勝利、野路菊Sを見ても左回りの適正、手前の替え方も上手。右回りよりも良いと思います。乗り替わりテン乗りは勝てないと言われるダービーですが、武豊騎手と言うよりこの馬のセンスと1週前調教での雰囲気を見る限り、合わない事はなさそうです。コメント見ると内容よりも武豊騎手の饒舌ぶりが目立ちます。余程調子が良いと見ました。頭は厳しいかもしれませんが、軸としてならと思います。⑯の田辺騎手はこの枠ならやや押してでも先行しそうなので、この後ろを取れそうな枠の⑭⑮は外でも悪くはありません。
⑮ノッキングポイントは、昨年6月の東京の新馬で「いきなりダービー馬現る」とグランアレグリアの新馬ぐらいのインパクトがありました。その後意味不明なアルテミスSの敗戦、2コーナーでぶつけられたジュニアCの敗戦と、精神的な弱さ?も見られましたが、立て直しは十分できた感もある中間の気配です。東京コースでの手前の替え方、替わってからの加速は本命馬にひけをとりません。実はこの馬当該週の木曜出馬まで騎手未定でした。木村厩舎がスキルヴィング回避なら、こちらにルメール乗せるのでは···とも噂されたぐらいで、直前まで騎手未定も期待の裏返しと見る事もできます。母はオークス2着馬、2400も何とかこなしてくれるでしょう。
同じく木村厩舎の②スキルヴィングは、まだ勝利のない青葉賞組。ただこの馬の場合、休み明けで青葉賞使って、歴代青葉賞組とは全く異なるローテの為、その疲れ等はあまり無さそうな気もします。前走はレベル全体は高くないと思いますが、ルメール騎手にしてはかなり安全運転で、外でもたれている馬を回避してから追い出す余裕あると言えばある勝利でした。ただ包まれやすく同じ様な脚質も付近の枠に多く、いくらルメール騎手でも、奇襲をかけ辛い(ペースが遅ければ上がっていく等)、枠と周りの馬馬です。1コーナーまでの入りとスタートに注目です。
皐月賞で馬場にのたうち回った組からは、皐月本命の①ベラジオオペラ。ハイペース濃厚と言われたのに、何故出していったのか?と、陣営はかなりおかんむりだったそうです。その結果の乗替わり?。景気良い話しは少ない馬ですが、皐月本命馬なので最後の1頭にしました。