2023年10月22日(日曜) 2回京都7日 ウインファイブ5レース目 11R 菊花賞 GⅠ

今年から再び京都での菊花賞に戻り、やはり3コーナーにかけての2度の坂越え、上り下りは日本のステイヤーレースとしては最高の醍醐味。京都の下りから直線にかけては平坦が続き、各馬にとってもロングスパート。従って長く続く勝負所の中で駆け引きが行われ、それがまたこのコース独特の面白さ。阪神にはないドラマ性の高いコースとも言えそうです。 1つのポイントは京都の上りそして下り。この切り替わりは重要で、特に下りをいかに走らせるかは騎手の腕の見せどころ。そして昔から皐月賞馬が菊花賞に激走するケースもあり、先週同様に小回り適性・器用さも求められます。 更にもう1つ言えるのは、リニューアル京都競馬場は、4コーナーでなかなか内が開かない事。全く開かない事はないですが、イン突きの穴馬的な存在が直線をわかすことは少なそうです。 上記の点で言えば、皐月賞ワンツーは有力となりそうですが、ソールオリエンスの右回りコーナーリングは、かなり危なっかしく、外に吹っ飛んでいきそうなヒヤヒヤ感があります。横山武はトップ騎手ですが、京都競馬の経験は少ない。この辺りもどう出てくるでしょうか···。 騎手の腕と言えばベテラン勢。ルメールと武豊、横山典は1枚上のペース感覚の持ち主。川田については今年は穴のない騎手と言えそうですが「長距離重賞における川田の連対率は低くなる」と言った人がいて、詳細は分からないのですが、今年の天皇賞(春)のボルドグフーシュの正面スタンド前で外に出した進路取りは???の謎騎乗。2400までと比べるとやや信頼感は落ちるのかもしれません。添付ファイルで見ると、過去3年間で2800m以上では勝ち星なし。馬の質を考えると、勝てていないのが不思議なぐらい。ただトップ騎手にこれは重箱の隅をつつきすぎのデータかもしれません。 枠は極端な内外でなければ。8枠ならば外外回らされますが、ただ7枠から上手く立ち回っている馬もいます。昨年の菊花賞ガイアフォースは①ゲートからの窮屈な競馬を終始気にしていたそうです(松山騎手)。馬群とはまた違うプレッシャーがありそうで、距離ロスはないものの長い時間閉じ込められる内枠を気にする馬もいるかもしれません。 そして枠順出ました。天気も問題なさそうですが···ドゥレッツァ大外枠かぁ(泣)これが第一印象です。 ◎⑦⑪⑧⑰⑥⑭⑫⑮ 結構穴馬を上位に持ってきました。 本命は正直者仕方なくです。今回展開も読みづらく、有力馬の後方牽制動けずの可能性も見ました。(特に右回りに)操縦性難ありと見る⑭ソールオリエンスは生憎の枠で前半から動かし辛い。中段からの競馬もできますが、今回は少し色々とやり辛い枠と見ました。この馬は、その後方牽制しあって動けずの可能性もあります。 その逆に◎⑦タスティエーラ。有力馬の中で、最も前で競馬ができて、前を常に見られる位置で運べそうなのがこの馬です。少なくとも動けずが1番の可能性の低い馬と見ました。モレイラは実況したリスグラシューの鮮やかなエリザベス女王杯が鮮明に記憶に残っているのと、当日も京都外回りに2度騎乗。京都コースの経験の少なさは名手には 関係ないと見ました。最近は血統はそこまで重視しませんが、母父マンハッタンカフェは菊花賞馬。中山適正=京都適正でもあると思うので、本命はこの馬 ○に⑪サトノなら、○と2度大接戦の経験ある⑧サヴォーナも上位に。本命=強い馬の隣枠は最高、また脚質も似ています。昔から菊花賞馬は有馬記念に強いと言われますが、単なる強さだけでなくコーナー6回競馬の経験が繋がっているとも言われます。福島2600快勝はコーナー6回競馬、ステイヤーとしての資質もありそうです。 前残りなら⑥、京都新聞杯の内容やハイラップの前走。なかなか面白い馬です。逃げそうな馬⑤に引っ張ってもらえそうな隣も吉。 ⑰ルメールは常にこちらの想像以上の騎乗をしてきます。大外枠でも。最後の1頭は⑮。内を見ると4枠ぐらいまでは差しタイプ。先行脚質ですし外枠でも労せずして、好位を取れそうな気がします。あとは長距離・武豊の腕に期待します 3連複は 1列目⑦⑪  2列目⑦⑪⑧⑰   3列目2列目+他 です。宜しくお願い致します。

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