有馬記念!今年最後の予想です。

有馬記念の枠番抽選が行われる様になって、より顕著になったのが内枠有利。勝負事では運も必要だ。次から次に内枠が埋まり、結果もまたその通りになる。有馬を考える上で最重要ポイントとも言える。本命②キタサンはまた内枠を引いた。最強馬ではないが、史上最運馬と言っても間違えではないだろう。

古くはトウショウボーイがテンポイントを徹底マークした様に、シュヴァルグランのボウマンはキタサンマークを貫くはず。ただ、シュヴァルグランは先行しては持ち味が活きない。ある程度の距離を置いてレースを進めるはず。キタサンのロングスパートは中山でこそ、東京よりは戦いやすいはずだ。また前走の敗因をペースと落鉄と見る人もいるが、豊の仕掛けも気持ち早かった様に思える。JCは前年を上回る淀みないペースなのに、スパートのタイミングは全く一緒。あれではゴールまで持たない。JCを見ていて「まだ早い」と心の中で叫んだものだ。レース後武豊が「この馬も強い競馬をしています」と言っていたが、当然でまさに負けて強しの競馬。中山なら大丈夫だろう。

以下⑩⑭⑫⑨①④⑬
サトノクラウンは良く見せる時ほど走らない。厩舎関係者が何とか走れる状態と言っている時ほど結果に繋がっている。実績はキタサンに次ぐもの。勝つか凡走か紙一重だが、出走を迷った堀厩舎の時の方が勝負してみたい。

不気味なのはサクラアンプルール。中山記念の強さと立ち回りの上手さが忘れられない。前走もまずまず極悪馬場で頑張っていた。一瞬の脚は中山向き、無欲で内で我慢できれば、大物食いは蛯名の真骨頂でもある。①も運が良い。メジロデュレン、トウカイテイオー、グラスワンダー、かつての有馬は復活がキーワード。④はそこまでの先達に肩を並べるまではいかないが、人馬共にこのキーワードが似合うのはこの馬だ。

調教を見ると、各馬かなり良い仕上げ。流石は有馬記念。中でも⑭は秋になり馬が変わった。このメンバーでも1頭抜けたスケールになっている可能性もある。有馬なので穴も期待したいが、真の勝負は②⑩⑭の3頭BOXとみる。

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