2000mを主戦場としている馬が1600mに出てきたら、十分通用どころかそのまま勝ちきってしまう事は良くある話しで、1600mタイプの馬が1200mに出てきた時にも同じ事が言えます。
元々高値の素質馬はクラシックの中長距離路線が王道で、当然中距離に1番素質馬が集まってくるのですが、そこから漏れたタイプが距離を短くして地力の違いを見せつけるのは良くある事です。
そんな意味では◎レシステンシアはスプリント転向5戦目。元々地力の高い馬がスプリントに慣れてきてしまっては、不動も不動の本命。割と好調な馬が多く、混戦と見られがちな今年のメンバーですが、自分としては抜けた1強と見ています。
元々スタートは速い方ですが、スプリントは必ずハイペースで飛ばす逃げ馬がいるので、直ぐに番手が取れます。スタミナもあるので、ハイペースで行ってもバテません。馬場不問でもありますし、かなり信頼できると思います。
対抗以下はかなり混戦かと思います。馬場状態や細かく過去の傾向を分析するラジオ日本の解説が、4コーナー内目のポジション、中団より前は必須と言っていました。この事も念頭に入れつつですが、今回の中京は土曜に相当な雨量が降る予報。昨年を1つ基準にすると、枠は外目の馬にも出番がありそうです。ただ極端な追い込みタイプはきついかもしれません。
○相手には◎をマーク、前後する位置・枠にいられそうな馬。▲は◎を除くと地力の1番ある馬。✕を地力あって、展開、コース適正のある馬と見て・・・
○⑨▲⑭✕③以下⑰⑬⑥⑧です。⑱が来ても全く不思議ないですが、壁の作れない大外、初の1200と不安はあります。また③を挙げたからには、外枠はそこから外に12番動かしたゲートまでにしたいのですが、⑰を取り上げた以上⑱に印は打てません。
⑨は初の1200ですが、スタートとテンのダッシュが秀逸な馬で、元々引退した角居厩舎時代はクラシックと言われていた素質馬。冒頭の内容と重なる馬です。展開利はありましたが、関屋記念の勝利は威張れて良い実績です。⑥は中山の正月開催の勝ち方に将来強くなる予感がしました。前走は力負けの3着の印象ですが、もう1段階上げられそうな成長力に期待しました。