ウインファイヴ 5レース目 第48回エリザベス女王杯GⅠ 3歳以上 オープン (国際)牝(指定) 定量 コース:2,200メートル(芝・右 外)

まず始めにこのレースで考えたいのは世代レベルから。府中牝馬Sでシンリョクカが何もできずにアッサリ敗れて、リバティアイランドが牝馬三冠で他の馬とは大きく力差がある事から、リバティ以外は大したことがないと思っていたのですが··· ドゥーラがクイーンSを勝ち、牡馬ですがエルトンバローズが毎日王冠を、ノッキングポイントは新潟記念。オオバンブルマイは豪州の5億円レースに勝利と、少なくとも自分が思っているより牡馬は弱くない、むしろ強いかもしれない世代です。菊勝ち馬のドゥレッツァも新潟で古馬3勝クラスを楽勝と、ドゥレッツァの様にこの秋から本格化する馬もいそうです。ただ牝馬はどんなものでしょうか··· その中で、ルメールが乗るブレイディヴェーグは無視できません、キャリアの浅さは否定できませんが、前走は上がり最速、負けて強しでした。勝ち馬は秋華賞で猛追の2着でした。ただこの3歳、2頭以上が馬券圏内は10年前まで遡ります。本格化前と言えど、あのクロノジェネシスも接戦ですが5着に敗れた。3歳本命だとしても、相手はまず古馬中心と言えましょう。 その古馬を見ていくと、過去の勝ち馬はこのレース前後で牡馬混合のGIでも上位実績のある馬がずらずら。しかも◎二重丸の人気になっていないのは美味しいところ。マリアライトは6人気、クイーンズリングとリスグラシューは3人気、ジェラルディーナは4人気。終わってみれば、美味しい単勝♪。先物買いも、このレースのテーマかもしれません。 そして良く言われるのが、非根幹距離。1800.2200.2500m等です。この実績ある馬は要注意。ジェラルディーナやラッキーライラック、クイーンズリング、マリアライトは皆該当します。またゴールドシップやドリームジャーニー、種牡馬も非根幹距離を得意としていた馬が目立ち、キズナ産駒も好成績をおさめています。 また元々前半ゆっくり流れる事が多いのですが、今年は輪をかけて逃げ馬不在···諸々読み辛い展開になりそうです。こんな時は素直に騎手の腕、またスローでより馬群の外外回らされる外枠差し馬タイプは警戒したくなります。 とここまで書くと、古馬本命にしたくなるんですけどね(笑)。さっ枠が出ましたよぉ···出遅れ癖あるブレイディヴェーグが最内ですかぁ( ̄▽ ̄;)。でもドゥレッツァみたくルメールには枠は関係ないのかも···と考えつつ ◎⑨⑪②①⑥③⑦⑫ 枠見なければ、この印にはなりません(苦笑)。このメンバーでまず思うのは逃げるの何?。ローゼライトは先行タイプでも逃げではないし、ディヴィーナはどうするの?。全く分かりません。 そして内に有力馬が密集。さらにスタート心配の馬も入った。⑨アートハウスの外を見ると、皆差し馬タイプ。ククナもそれほどムチャする馬ではないし、浜中騎手のポジション取りは厳しくない事が多い。ビッグリボンが多少前につけても、同じ中内田厩舎、まず競らない。良い材料が並びすぎです。 更に本命の坂井騎手はポジショニングには定評あり。少しでも内を締めて走るだけで、その内側の馬達の進路は狭くなります。内側タイプにはきつい展開に。更にトップ騎手達の位置取り合戦は、1コーナーまでかなり熾烈でしょう。それに巻き込まれないのが⑨アートハウス。ちょっと恵まれ過ぎとも言える枠です。 この馬自身、そして母系を見てもワンパンチ足りない印象はありますが、京都のエリザベス女王杯はほぼ毎年前半はスロー。後半も上がり33秒台の切れ味と言うよりロングスパートの要素を求められ、この馬に適したレースとも言えそうです。スケール?でも先物買いとも言える素質馬でもあり、思いきっての本命抜擢です。 先々を考えて、古馬で1番ポテンシャルの高いのはサリエラでしょう。サリオスや3年前2着のサラキアが姉。これからの血統です。ただここ2週ククナに煽られる調教で、新潟での夏負け等が響いて見える調教。右回り初もマイナスと見ます。ビッグリボンは思ったより逞しさがなく、ゴールドエクリプスはGⅢなら牡馬混合でも、マリアエレーナは今更感が出てしまって···と期待をかけている・好きな馬はいるのですが、 ◎アートハウス以上にワンパンチ足りなそうな馬がズラズラ。 それなら距離適正や前走馬群で楽々我慢できた⑪、スタート後手の不安もデビュー時からのスケール大きな走りが戻ってきた②。ルメールなら問答無用①。⑥は距離?も陣営が来週でなく今週使ってきたのが不気味。単騎逃げなら粘り込みにも期待です。 3連複も良いですが···今回は馬連と人気薄のワイドかと思っています

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