2024年3月31日(日曜) 2回阪神4日 発走時刻:15時40分 11レース ウインファイヴ 5レース目 第68回大阪杯GⅠ

競馬は4歳馬が強いと面白い。昨年のイクイノックスにドウドゥース、スターズオンアース···やはりこの世代が強く豊富だからこそ、昨年の競馬が盛り上がったと言えます。 対してタスティエーラにソールオリエンス、有馬では情けない結果に終わりました。ドゥレッツァも金鯱賞で敗れ、先週の◎惨敗ルガルも4歳馬。リバティアイランドは別格としても、他は不作···とも言えそうな世代です。 対して5歳は、先週の高松宮記念もワンツー。どの距離でも総じて強いと言えましょう。ただ今回のメンバー、この世代に魅力ある馬が少ない···となればこのメンバーなら4歳馬···と行きがちですが、ここは世代レベルを考えた予想を基本にしていきます。 また8枠・大外不利がハッキリ出ているGIですが、GI昇格後、8枠は有力馬が入るケースも少なく、データだけでは何とも言えません。ただコーナー4回コース、不利は不利だと思います。 それと良馬場なら尚更、前に行ける脚質、位置取りを取りに行く騎手が求められます。脚ためては、なかなか上手くいかないレースです。そして結論は··· ◎⑨⑪⑤③⑩⑧⑦⑥ あれっ、本命が···5歳じゃないですよねぇ···なのですが、ここなら5歳の筆頭格はプラダリア。勿論この馬も有力ですし、このメンバーならGIでもですが、GI本命は心許ない。またある程度前で競馬はできる馬ですが、池添は位置取り争いをするより、有力馬の後ろを取るマーク屋。やや勝つイメージが薄い。宝塚記念2着スルーセブンシーズの騎乗を思い出して下さい。 そこで◎。2歳から世代トップでしたが、ワンパンチ足りない気もさせます。ただ昔から騎手の乗り方にやや雑な面が見える中、強い相手に健闘してきました。エフフォーリアの3歳全盛期は、コントレイルやクロノジェネシスを問題としなかった馬。そこで健闘してきた底力を信じます。 また元々1600でも通用していましたが、最近はマイルでも先行できる脚質になりました。前走も酒井騎手が位置を少し取りに行く騎乗で対応でき、位置取りが重要なこのレースでのアドバンテージありと見ました。逃げても良しと思っています。 本命をこねくり回した時は不発が多いですが、今回はそもそも混戦過ぎて、登録メンバー時の直感イメージ予想はゼロ。ならば本命をずらしたわけでもなく、この◎で初志貫徹の本命と言えます。 さて今回、1コーナーまでの入りで勝負が決まりそうな枠になりました。ある程度先行したい馬多数、1コーナーまでに絶好の3・4番を取れる位置にいそうな馬、騎手を相手としました。各場の力差は本命含め開きは殆どないはずです。 枠次第では本命まで浮上の②ですが、この枠の並びは、外まくり気味進出タイプのこの馬にとって、プラスとは言えない気がします。行くにしろ引くにしろ、重圧のかかりそうな枠です。オールカマーの内容は相当強く、無視できない馬ですが、買っても本命との馬連まで。思いきって3連系馬券からは外してみます。ちなみに香港の大敗は出遅れで参考外です。 逆に距離は今では2000mは長いと思いますが、前がかりの展開時に、調教の少し行きたがる素振りからも控えそうな⑥にとっては、馬群の切れ目に嵌まれば、直前ズドンもあるかもしれません。イメージはイクイノックスを差しきった皐月賞です。

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