パカパカファーム、コミィニケーションマネージャーのケイト・ハンターさんから、
有馬記念後に行われた、
ゴールドシップの引退セレモニーの写真を送って頂きました。
ケイト・ハンターさんありがとうございす。
強いサラブレッドであっても、光り輝いている時間は本当に限られています。
だからこそ、一戦一戦に目が離せない。
そして、感動させられたり、時には期待を裏切らたり、
まるで人間の様な感情がサラブレッドに対して生まれて来ます。
それもまた、サLOVEレッドの魅力のひとつなのかも知れません。
ゴールドシップは、
2歳。4戦2勝、2着2回。
3歳。6戦5勝、着外ダービーの5着が1回。
皐月賞、菊花賞、有馬記念を内田騎手を背に最後方から大外一気にまくる、
力でねじ伏せる豪快なレースでG1レース3勝を勝ち取り、
芦毛のスターホースに駆け上がります。
4歳。6戦2勝。
宝塚記念に制しG1レース5勝目を勝ち取りますが、
ジャパンカップ15着に大惨敗します。
5歳。6戦2勝。
2年連続宝塚記念を制します。
しかし、秋に日本馬悲願の凱旋門賞に挑戦しますが、
期待されるも14着と大惨敗します。
6歳。6戦2勝。
天皇賞(春)、横山騎手を背に、向う上面から一気に先行まで上がり、
直線フェイムゲームの追撃をしのぎきり勝ち取り、
G1レース6勝の偉業を成し遂げます。
勝つときは本当に強いレースをします。
前々走の宝塚記念は15着、前走のジャパンカップは10着と大きく沈みます。
そして、ラストランの有馬記念。
ゴールドシップは、3歳時にコンビを組んだ内田騎手を背に、
ラストランの有馬記念に出走します。
前走、前々走大敗つづきですが、
スターホースのラストランは一番人気に支持されます。
内田騎手は秘策があるとレースに望みます。
ゴールドシップは最後方から、大外を一気にまくり直線に突っ込んで来ました。
それは、3歳時と同じレースでした。
大きな馬群のうねりの中、私たちの夢を乗せた黄金の船は、
直線最後、力尽きて8着と皐月賞で初G1を勝ち取った、
中山競馬場の緑のターフの海に飲みこまれて行きました。