安田記念の大注目はアーモンドアイ、史上初の芝G18勝の大記録のかかるレースでもあり、1人気はほぼ確実。週末の雨マークと雨量は気になりますが、コース形態、枠に左右される頭数でもなさそうなので、雨以外は全馬能力はほぼ出せる条件が揃いました。ならば道悪実績もあるアーモンドアイでより確実・・・いえいえアーモンドアイがいても本命は◎⑥インディチャンプにしました。パワフルな走りとステイゴールドの血統は重も苦にしないはずです。
昨年はダノンプレミアム種牡馬価値を上げる為にアーモンドアイは負けると都市伝説予想をしてしまいましたが、今年も・・・人間が係わるものですので継続します(苦笑)。
インディ陣営にしては面白くないはずです。前哨戦を文句ない勝ち方でいざ本番かと思ったら、現役最強馬が出てくる・・・これはこれで「えっ、本当ですか」の気分でしょう。
ただシルク・ノーザンファームにとって、どちらが勝っても利はあるのです。アーモンドアイが勝てば史上初のG18勝。インディが勝てばアーモンドアイを破ったマイル王として種牡馬価値はグンと上がります。ステイゴールドの有力後継種牡馬は不在で、陣営としても是非この馬にの期待は相当高いはずです。
舞台裏予想の様になりましたが、中2週で無理に出す必要のないアーモンドアイを出してきた。それはどちらが勝っても負けてもノーザンに利あり、更にどちらが利ありかは、種牡馬価値の出るインディでしょう。勿論、能力も文句なし、抜け出すと集中力の欠く馬が前走は突き放す快勝。底知れぬ強さでした。一皮向けたと見て、アーモンドアイでも真っ向勝負できると見ました。鞍上福永も今年は心強いですね。
対抗○⑤アーモンドアイ。一息入りましたが、古馬になって風格も出てきた▲⑪グランアレグリア、内ラチを頼らず大外豪快に伸びた前走は収穫大でした。そしてこの舞台得意の×③ノームコア。ここまでが上位。以下も差はありませんが、△②ダノンキングリー、①ダノンプラチナム、⑨アドマイヤマーズ。
①はデビュー前、重の芝での反応が抜群で、走りの印象とは裏腹に隠れた重馬場巧者かもしれません。⑨は人気落ちの時ほど走りますが、それは典型的な叩き良化型の為、一叩きするとレースでの反応が別馬になります。上半期他に狙うレースもなく、目一の仕上げかもしれませんが、今までのこの馬を見る限りでは狙いを下げます。