予想をしても当たらない予感のするレースはあります。こんな時ほど予想するのが厄介な事はありません。見るレースとは、予想が難しいかグリグリの本命がいて配当の期待薄のレース。今回の宝塚記念は前者です。
本来ならサトノタイヤモンドがグリグリもグリグリの本命のはずです。ただ前走も前前走もズブさを増しており、デキ以前にかなり乗り辛そうな馬になりつつあります。元々ズブい馬でしたが、最近は特に目立ち始めました。本命にはし辛い状況です。昨年の覇者、サトノクラウンは陣営が言う程微妙ではなく、調教は十分及第点です。ただムラ馬と初コンビの騎手で、これも本命にはできません。
推せる材料の少ないシュヴァルグランが天皇賞(春)2着で、やはり実績は重要ですが、シュヴァル以上に推す自信がなく本命にはできません。
◎④ミッキーブラック。本音はこれで大丈夫なのかな?の本命です。調教は頗る頗る良いです。この馬にしてはかなり良いを超えた超抜レベル。調教動くダンビュライト併走を相手にしませんでした。宝塚記念は時に記憶に残らない年もあります。今年は戦前から盛り上がりに欠けるレース、ならば言い方悪いですが、記憶に残らない勝ち馬がいても良いでしょう。そう言えばミッキーロケットが勝ったね、とぼんやりとした記憶にしかならないのが、今年の宝塚記念のテーマかと思います。
以下⑨⑩③⑬⑯⑧②。⑦は人気ですが、そこまでの強さは感じません。ならば②でも勝負になるかと。他印を回したい馬も多数ですが、きりがありません。鳴尾記念組は2着トリオンフの大阪杯でのレースから、まだここでは力差があると見て軽視しました。