本来なら力は2枚上のシュヴァルグラン。前走大敗でも負けてはいけないメンバー、でも前走は距離が短いにしても負けすぎでは。。。先々週までの予想は捻って失敗、素直に入っても失敗。何を本命にすべきか、全くもって分からないレースになってしまいました。
ただ1つ言えるのは内枠断然有利。もう1つは外国人騎手の不振です。この2点からもシュヴァルグラン本命には推し辛くなります。単勝オッズも実績を考えたらつきすぎます、長年の経験から飛ぶ気配濃厚のオッズです。
じゃあ何が本命なの・・・ですが、クリンチャー三浦は漁夫の利過ぎます。藤岡が作ってきた馬が武豊になって、武が騎乗停止で三浦。運も実力のうちですが、余りにも上手くいきすぎています。三浦とオーナーの息子さんが同い年の縁もあり、今回の騎乗かと思いますが、これで勝たれては同じく中央GIを勝っていない藤岡が不憫です。
予想と馬券に人情を入れてはいけないかもしれません。もう1頭本命候補のレインボーライン。ちょっと外枠とどうしても前半折り合いに時間のかかる馬、ポジションも後方が予想され、やはり本命にはし辛い。
そこで本命は結果的に捻りまくりの予想ですが④カレンミロティック。10歳馬、常識を考えたら相当辛いです。ただ有馬記念を除けば、差のない競馬を続けています。京都の下り坂を利用したレースも得意。そして隣に池添父が管理するヤマカツが入りました。④⑤が競る事は考え辛く、⑤が逃げた後のポジションも直ぐに確保が考えられます。2年前はキタサンブラックと鼻差の名勝負、晩年に来るカレンミロティックの人生最高の日になる事を期待しています。
相手は本命候補だった3頭⑪⑧⑫以下⑥②①⑤。④が来ると見るなら、⑤を前で放置し、④が後続をブロックする番手の展開も考えられます。となると⑤のまさかまさかの大逃げ粘りも。①は使い詰めできて競争馬のピークは過ぎているかもしれません、ただ菊花賞でも差のない5着。今回は絶好の最内枠。力はあります、外枠買うぐらいなら黙って内枠と見ました。